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断ることは通過儀礼

by ミケ

 歯医者にて。先日の、頸部リンパ節炎がインプラントの影響もあるんじゃないかと、一応投げてみた。腫れたのが右側だけだったし、ちょっと怪しい面もあると思って。

 「いやぁ、それはないわ」で終わった。いやいやいや…。過ちを指摘したいという意味ではなくて(過ちとは私は思っていない)、知っていてほしいというところだったので、今後様子をみよう、くらいの余裕のある返答が聞きたかったなぁ。かえって不安になるではないか。以前、「ちょっと時間がかかってごめんね〜」と言ってくださったことがあったから、この先生の、そこが好きだったんだけど。

 ボンに、宿題を早く終わって、ご飯もお風呂も終わったら、ラボしていいよと言ったら、ものすごい集中力。

 メカになりきって、1時間休みなく遊び続けた。終わったら、頭から大汗かいていて、もう一度シャワーを浴びさせる。

 本日は、新しいサイト構築に勤しんでいる。この四月に、十五年、フリーランスで細々とやってきたライティング業務をやめて、ずっとやりたかったことだけに集中すると決めて、屋号を変えたばかり。その業務の案内ページ。

 白状すると、不安でいっぱい。いや、ほんまよ。こんな “けったいな ”お仕事、受け入れてもらえるんやろか?と。笑

 何度となく、自分に問いかけても、私の中の答えはいつも同じ。「それがしたい」。

 楽なことは、今まで通り、仕事を受けている方がいいに決まっている(「楽」というのは、仕事内容ではない。仕事の仕方という意味)。こっちをしながら、あっちもやっていってもいいではないか?今まで、そうやって「うまいこと」やってきたではないか?

 でも、私の心は、もうすでに泳いでしまっていて、ここで仕事を受ける方が、不誠実なのではないかとさえ感じるようになり、依頼を断ること2回。今後受けることもない…という覚悟もしたけれど、電話を持つ手が震えた。

 「断る」ことというのは、仕事にせよ、男女間にせよ、心理的な負担があるものだと改めて思った。それでも、ここでこそささやかな勇気を出さなければ、次のステージには移れない。ずるずると、「終わったもの」を引きずっているのは、自分にも、終わったものに対しても、不誠実に思われた。

 おそらく、「断る、切る」時の心の負担が、覚悟と勢いに変容する。だから、この一連のしんどさは、必要なこと。通過儀礼。

#Diary

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