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其の三・稲穂とWands

by ミケ

#Tarot

 (先の記事の続きです…)

 この点から見直してみると、稲穂はWandsに、ほぼ相当する。魔法の杖であるWandsとしての性質は、京都タロットでの稲穂の魔法で表されると、私は考える。

 それは日本神話の中で、ニニギノミコトが稲穂を持って、地上にやってきたとする天孫降臨の話や、あるいは、『わらしべ長者』の民話からも連想できるように、稲穂というのは、魔法のごとく姿を変え、日本人を物心ともに支えていることを表現しているシンボル。とてもWandsっぽい。

 

 (その他、自分の夢見からの洞察もあるのだが、それは、またの機会に)

 稲穂には、確かにpentacleの要素もあるだろう。それは、実際、私たちの身体を育み、また、古代において稲穂や米は「お金」であったこともある。

 しかし「稲穂」は、単純に、食料やお金というだけでなく、地上の俗なるもの包括した、変容する聖なるものであって、日本人の「心」だと、私には思える。

 だから、ソフトバンクのCMではないけれど、稲穂はほぼWandsなのだ。笑

 「pentacleの要素を含めたWands」というのが『稲穂』。

 いや、いちいち対比するのではなく、日本ならではの新しいスートだと考えた方がいいかもしれない。

 違いを明確に分けたスートではなく、すべてに、別のエレメントをも含有させている新しいスート。

 わかりにくぃ… 

 いえいえ、そんなことはありません。  笑

 むしろ、日本ぽいファジーさを加味しながら読み解けるので、京都タロットは「そのまんま」だし、汎用性が生まれるのだと思えるのだ。

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